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普通の生活は大変

社会人になって3年。しがないサラリーマン。早々に結婚し年末には子供も生まれます。

今の時代、普通の生活するのも大変ですね。なんというか・・・、お金的な意味で。

「普通」というのが厄介なんです。

おそらく普通の生活とは、子供の頃に過ごしてきた親の生活水準を普通と思う意識があると思うのです。

 

総務省の就業基本構造調査によれば、平成10年からサラリーマンの平均年収は、100万円近く下がっています。単純にその差がずっと続いたら、会社生活40年で4000万円。企業年金などの福祉もどんどん額を落としてますし、同じレベルの会社に就職したとしても、生涯賃金はそれくらいの差は開くんじゃないかな。

 

さらに、我々は年金払い損の世代。今から年金をもらう人との差を調べてみたら、その差なんと5000万円相当らしい。

 

つまり、親と同じランクの仕事をしたとしても1億円近い資産の差が生じるかもしれないということ。

とまぁ、それは極端としても、それでも随分と就職難も続いたから、良い学歴であっても、良い会社に就職できなかった人も多かったはず。ランクも下がっている場合が多い。

 

普通に考えて、親と同じような生活水準を送れる人は少ないはず。

 

でも人間難しいもので、自分が子供頃に育った環境が普通、標準だという意識がどうにも消えないらしい。

親と同じような家に住むことを望み、同じくらいの生活品を揃え、同じくらいレジャーを楽しむ。周りもそれくらいしているし、贅沢していると思っていない。むしろ、これでも色々節約したり我慢しているとすら感じている。それ以上、制限してしまうと、自分の生活を惨めに感じてしまう。

身分相応な生活はもっと水準が低いところにあるというのに、それがなかなか享受できない。

 

これだけ全体の収入が下がっても、家賃や通信費、保険料など生活にかける相場もあんまり変わっていないしね。

 

深く将来のマネープランを考える人こともなく、何となく普通の生活を送って、気がついたら生活が立ち行かなくなった。そんな人も増えるんじゃないかと思うのだけど、どうだろう。

日本史上、最もお金を持っているはずの世代の現在の高齢者でも、下流老人などという言葉が流通している。不幸な巡り合わせで現在に至る人もいるだろうけど、この世代の平均生涯収入と貧富の差からみると、大半は将来のマネープランを考えずに身分不相応なお金の使い方をした結果ではないだろうかと思う。今の世代はさらに収入が下がっている。僕らが老人になった時、さてはて。

 

結婚すると自分の普通だけではなく、相手の普通というのもある。

自分の意識は自分で変えようと思えば、どうにかなるけど、人の意識を変えるように働きかけることはとても難しい。相手にその気がなければ、不可能と言っていい。

 

一人暮らしでは、貧乏学生時代の生活を引き継いで、かなり省エネな生活を送る僕ですが、結婚生活となればそうはいかない。約2年ほど、妻と共に生活してきたけども、どうも「普通」の生活をするのには、今のお金では足りないようです。

そんな贅沢してるとは思わないのだけど、首都圏はとにかく家賃やら住民税やら必要最低限の生活費が高い。収入は全国平均(首都圏だと低くめ)くらいだと思うけど、福利厚生がない。カツカツすぎて、将来の備えがほぼできていない。

 

要は身分不相応なのだから、生活水準を落とせば良い。

すんなり意識を変えることが出来ればいいけど、人間そう簡単ではないのです。制限が多くなってくると、心のどこかで惨めと感じてしまうに違いない。大きな幸せを僕の人生にもたらしてくれた人に惨めな生活を送っている感じさせてしまうのは、忍びないし情けない。

 

さて、どうしたもんか。出世、転職、副業、投資、ギャンブル・・・、色々収入を上げる手だてを色々考えパソコンに向かっていると妻は言う。

 

パソコンばっかりしてないで、少しは家の事もしてよね〜。

 

妻からすると、夫が家・子どもの事を一緒にやってくれるかの方が、よっぽど大きな将来の不安。

それは分かるし、今は赤ちゃんの事に神経を注いだほうが家族にとって良いのだけど・・・、果たして、10年、20年後は?目の前の事をやっていれば、道が開けた時代のようには行かないんじゃないかと。不安は尽きませんな。

Updated: 2016年6月30日 — 07:24

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